どの世界にも、パレートの8割2割の法則(80:20の法則)があり、やっぱり、FX市場の世界にも、この法則が見事に生きている。具体的には、仮に全世界で1000万人がFXや投資信託市場に参加しているとして、扱う金額は200兆円規模と言われているので、パレートの法則を適用し、人数・金額も簡略概算化すると、以下のようになる。勝ち組(プロフェッショナル・胴元)→200人に160億円の富が集中している。一人8,000万の資産。負け組(アマチュア・カモ)→残りの800人が、40億円を投資に消費している。一人500万の投資。このように、FX世界は極めて明確な能力社会・格差16倍以上の業界である。プロの世界は厳しい。そして、大事なことは、20%の勝ち組になるためには、勝つ方法だけを知るのではなく、必ず負けない方法を知ることが重要である。もっと、具体的に言うと、必ず「負け組」になる方法を知って、それを絶対にしないことである。そうすると、勝ちか負けの2者選択の法則で、必ず、勝ち組プロフェッショナルに入れる。今回は、まず「動機編」から必ず負け組になる方法を3つ紹介したい。必ず負け組になる方法「動機編」@トレードする前に、成功・失敗ラインとしてのリミットライン・ストップラインを実際に設定してない人は負け組になる。負け組は、ほとんど、頭の中だけでリミットとストップを設定していて、はっきりと何が成功か・何が失敗か明確になっていない。FXにおいて成功基準とはリミットであり、失敗基準とはストップである。しかし、その基準が数字ベースで理論的に計算的に確率していないため、状況が変化するとその場の雰囲気に流され、リミットも本来の予定より小さくしてしまったり、ストップも本来の予定より大きな損失にしてしまう。つまり、リミット前なのに利益確定したり、ストップをこえてるのにロスカットしないようなことはあってはいけない。A投入資金を明確な基準もなく、急に投入資金を増加させてトレードする人は、市場コントロールの錯覚が生じ、負け組になる。だいたい、勝ちが続くと、市場コントロールができる錯覚にはまる。つまり、自分は市場の神だと誤解し、本来の予定以上の投入資金を増加させて、大きなトレードを繰り返す。しかも、これは大負けするまで繰り返す。大負けするまで繰り返すので、理論的に資金ショートしてしまう。FXにおいて未来は完全無常である。つまり、常に状況によって変転変化するので、どんな良質な予測法も絶対に外れることが100%あるということである。だから、どんなに勝ちが続いても、負けが続いても、予定通りの投入資金枠でトレードしなければならない。Bもう少し時間がたてば反転や利益アップがでると期待し、リミットやストップに達しても決済しないで、未来の好転に期待をかけると、負け組になる。特に小さなリミット幅やストップ幅の場合、たとえそのラインに達しても、負け組は、もう少し時間がたてば、レートは好転するのではないかと思い、リミットとストップの設定をはずしてしまう。その結果、実際に好転する経験が重なると、ますます、その傾向は強くなり、もう設定の根拠はなくなる。つまり、確率的にある利益の見通しがあって、リミットとストップを設定しているので、そのシステムを崩すということは一時的に良くても、全体的には勘でトレードするアマチュアトレードに堕したことになる。FXにおいてリミットとストップの無原則な変更は、トレード技術の崩壊を意味する。よって、設定したラインに達したら、欲張りや甘い期待をするのではなく、確実に、そのトレード技術を実施し、一歩前進させるべきである。それが結果的には、トレード技術の習熟度のレベルアップそのものになっている。今後も時折、負け組思考と20%プロ入りするための思考方法をお伝えします。